朝ドラ「エール」の野田洋次郎が演じる「木枯正人」のモデルは誰?

朝ドラの「エール」には魅力的な人物がたくさん登場します。
そのなかでも特に話題になっているのが、ロックバンド「RADWIMPS」野田洋次郎が演じている「木枯正人」というキャラクターです。
このキャラクターはとても個性的で人気がありますが、実在のモデルが存在しているといわれています。それは。。。

それは、おそらく「古賀政男」という作曲家です。
音楽業界ではとても有名な、いわゆる大御所といわれている人です。
大きな功績のある人物として日本の音楽史に名を刻まれていますが、彼は幼少の頃から音楽家を強く目指していたわけではありません。

1900年代の初頭に福岡県で生まれて、大阪の店で働いた後に大学に入りました。
そして、在籍中に音楽家として生計を立てることを意識するようになります。
大学では、マンドリンのクラブを創設するという取り組みも行っていました。
その後に経験を積み重ねて、1929年には初めて自分の作品を世に出します。
そして2年後には実力を高く評価されて、音楽会社に専属する作曲家として大成するのです。
もともとは文芸部に所属することを望んでいましたが、周囲がその輝く才能を見逃すはずがありません。

そこから数々の名曲をリリースして続け、彼の音楽は一つのジャンルとして見なされるほどの影響力を持つことになります。
ただし、音楽家になってからもスムーズに階段を上っていったわけではありません。
たとえば、スランプに対して容赦のない音楽会社に嫌気がさして、他の音楽会社に移籍するような出来事もありました。戦時中だったこともあり、彼の哀愁の漂う旋律があまり支持されない期間もあったのです。
しかし、野村俊夫と手がけた楽曲が空前のブームになるなど、予想外の成果も重なってその美しい旋律は世間に浸透していきました。
最終的には5千にも及ぶ曲も世に出しており、彼のことを知らない現代人でも耳にする機会は多いでしょう。

波乱万丈の人生は急性心不全によって1978年に終わりを告げます。その功績が称えられて国民栄誉賞を賜ることになりました。