shohi

何かと話題となっている「10万円給付金」。
この「10万円給付金」ですが、「受け取りを辞退する」とかいう議員さんが居たり、「公務員は全員辞退しろ」とかいう発言が出ています。

そう聞くと一瞬耳触りが良くて、「えらいなぁ~」と思ってしまうかもしれません。

でもそれは大間違いです!

まず、10万円を受け取らなかったからと言って、その分誰かの所得が増える訳ではありません。

その一方で10万円を受け取って、それを何かに使ったら(貯金と課せずに)、必ず誰かの所得になります。
誰かの所得になれば、それはまたまわりまわって、また誰かの所得になります。

例えば、私が10万円もらって、よしせっかくだから美味しいものでも食べよう、と近所の焼肉屋さんに行って家族全員で焼肉を食べたとします。
そうすれば、その飲食費は焼肉屋さんの所得になります。すると、その焼肉屋さんは、その所得からバイト代を払ったり、お店の家賃を払ったり、お肉の仕入れ先の会社に仕入れのお金を払ったりするわけです。
そうしたら、バイトの学生はそのバイト代で友達と旅行に行ったり、家賃をもらった大家さんは、孫に絵本を買ってあげたり。。。という風にお金が世の中に回っていくようになります

でもカッコつけて「10万円は要らない」と貰わなかったら、そのお金が世の中に回ることが一切ありません。
少し難しい話になりますが、誰かの所得になるはずだったその10万円は、国庫の余剰金となって国債の償還費に充てられ、この世から消えてなくなります。
我が国の経済活動全体からその分が無くなり、結果として我が国のGDPからその分が減ります。

実は、お金は、使っても無くなることはありません。
自分の財布からは無くなりますが、また誰かの所得になってどんどん回っていくので、この世からは絶対に無くなりません。

だから、「10万円は辞退する」のではなく、「もらったら真っ先に全部使う」と宣言でもしてもらいたいものです